more white american have to die

EUが混迷を極め、アメリカも国内主義として全世界中から叩かれている。私が思ったのは、アメリカ以外がどう行動すべきかということだ。私が思うに、これはアメリカ以外にチャンスだと思う。EUは「自分たち以外の悪者」を探している。イスラムは「より扇動できるファクター」を探している。だとすれば、「悪としてのアメリカ」という価値を、EUとイスラムは共用すべきだろう。

EUとしては「アメリカこそが悪」を全力で演出できればいいわけだが、イスラムにとってはそれは弱いだろう。さんざEUぶっ殺し活動に矛先を向けてきた折、やっぱりアメリカが悪いですうというのは少し無理がある。中東圏とアメリカは遠いし、元々いるアメリカ内部イスラム工作員でテロ活動しろというのも無理がある。そういう連中は実行部隊ではなく情報操作する幹部ばかりだからだ。

だが、今はイスラムにとって非常に大きなチャンスがある。それは、黒人や移民というマイノリティーがトランプ政権、というより「アメリカ」というものに大きな不信感を抱いていることだ。この不信感こそ「反アメリカ」の原動力としてイスラムは最大限に利用できるファクターである。黒人にとっては、「白人は元々嫌いだ。さらにせっかく反差別という御旗で我々の権利権益が拡大しようとしているときに、アメリカ人はトランプという白人至上主義者を選んだ。結局キリスト教を信じるアメリカ人などこの程度の連中なのだ」と思わせる事を極大化させればいい。黒人リベラルであるオバマとの落差がある分、この効果は絶大になる。一気に黒人イスラム教徒、しかも「反キリスト」「反アメリカ」に親和性の高い種類の人間を増やす機会になる。移民についてもほぼ同様であるが二種類ある。「既得権益でヌクヌク甘い汁を貪っていたブルーカラー白人どもごときに、移民が叩き出す高生産性を吸い取られて選挙結果を操られ、結局煮え湯を飲まされるのか、アメリカ死ね」とかまあ、自称高学歴意識高井系は思っているだろう。もう一方は当然、「移民の国とか言ってさんざ安い労働力で働かせやがって。それでバカみたいに企業が利益を上げてきたくせに、都合が悪くなれば切り捨てるっていうのか、アメリカ死ね」と思っている。もちろんこれが黒人であれば、この憎悪は最大化される。アメリカには、「反アメリカ」という価値観を広めるイスラムというツールを最大化させる下地が、現在整っている。それによってアメリカを分裂化させる利益・・・というより、悦楽を満足させる動機はイスラムには狂おしいほど存在する。

これを最大限に煽る為に、SNSや動画サイトを最大限利用することでコストを最小化できるだろう。つまりは、今だけではなく白人が行ってきた黒人奴隷・アフリカの歴史を「正式な資料」を用いて、爆発的に広めるのだ。アメリカが行ってきた蛮行、民間人虐殺の歴史を最大限に広めるのだ。そして結びを、「このような蛮行を現在進行形で行うホワイトアメリカンを粛正するためにイスラムは活動しているのである」とアピールするのだ。『故に、黒人はイスラム教徒であるべき』と刷り込むのだ。EUはもはやこれを止めようとしても不可能な泥沼であり、これが進行すれば進行するほどトランプアメリカにとっては不利な状況になる。

EUは自分たちのダメージを最小化するため、イスラムは自分たちの勢力を極大化するため、「more white american have to die」という旗を振るべきである。EUとイスラムの真の協力体制を、アメリカという媒介を以て実現するのだ。